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2020年までの能力開発道程表を発表 税優遇措置など盛り込む

2012年04月25日 20:09 JST配信

【プトラジャヤ】 ナジブ・ラザク首相は24日、「2020年能力開発ロードマップ(タレント・ロードマップ)」を発表した。マレーシア人の能力開発推進を目的とした新たなインセンティブが盛り込まれている。
国民の能力開発を行うことにより世界に通用する人材を開発し、トップの能力を持つ人材のネットワークを作ることを目的とする。インセンティブには2012年度予算で発表され、認可を受けたインターンシップ・プログラムを対象とした税制優遇措置が含まれる。石油・ガスセクターのリーディング・カンパニーがインターンシップを提供するための措置だ。
政府はまた、海外におけるキャリア・フェアの参加企業に対する費用にかかる税金の二重控除の対象に石油・ガスの上流事業に関わる企業にも適用する。国家主要経済領域(NKEA)に含まれる知識集約型の事業活動に活発に関わる企業家にはレジデンス・パスを発給する。加えて、マレーシア人の子供である、もしくはかつてマレーシアのパスポートを保有していたことのある外国人駐在員にはレジデンス・パスを発給し、マレーシアとの繋がりを強化させる。
大学生を対象とした新たな奨学金制度を導入する。卒業後は特定の民間企業や公的機関への就職を義務付けるもので、能力の高い人材を必要とする分野への適切な人材配置を進める。
ナジブ・ラザク首相はスピーチの中で、マレーシアの成功には能力のある人材は欠かせないとコメント。知識集約型で革新的な経済の発展には人材が必要で、政府はこれまで以上に国際基準に見合った人材育成のための投資を惜しまないと強調した。また、マレーシアを世界の能力開発ハブとすることを目標とするとコメント。経済改革プログラム(ETP)などの政府による構造改革と人材公社(タレント・コープ)の役割を明確化することで実現可能だとした。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、4月25日

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