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サバ州誘拐事件、「身代金払わねば人質殺す」と脅迫

2015年10月06日 16:02 JST配信

【センポルナ/コタキナバル】 サバ州サンダカンのレストラン「オーシャン・キング」において5月、過激派グループアブ・サヤフの武装勢力に誘拐されたレストランのマネージャーと客1人について、犯人グループは身代金の支払いがない場合は、人質を殺害すると脅している模様だ。フィリピンとマレーシアの情報筋が明らかにした。

誘拐され人質にとられているのは経営者の義理の姉にあたるティエン・ユクファンさんと客のバーナード・ゲン・テッドファンさん。バーナードさんは脚に怪我を負っており、アブ・サヤフがフィリピン南部のホロ島の付近で捜査の手を逃れるために移動する際に足手まといになることから、できるだけ早く身代金に「換金」したいと考えているという。

身代金の金額は3,000万ペソ(およそ280万リンギ)で、アブ・サヤフは、人質の家族に脅しの電話をかけているという。家族は巨額の身代金を準備できないことから、ナジブ・ラザク首相に介入や支援を求めるなどしている。

サバ州を訪問したヌル・ジャズラン・モハマド副内務相は4日夜に発表した声明の中で、2人の人質の状況について、解放に向けた努力は続けられており、2人は無事であると強調。全てのネットワークを駆使して解放に向けた努力を続けていると述べた。サバ東部保全司令部(Esscom)は誘拐に関する情報を常に受け付けている。

アブサヤフはカナダ人やノルウェー人観光客も誘拐し人質に取っていると見られており、捜査が行われている。

(ザ・スター、10月4-5日)

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