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「マレーシア穏健派は役立たず」カナダ人作家

2012年05月23日 12:15 JST配信

【クアラルンプール】 イスラム教に関する著作で知られるカナダ国籍の女性作家でジャーナリストのイルシャド・マンジ氏は、マレーシアの穏健派イスラム教徒が役立たずであり、彼らの沈黙と受け身の姿勢が過激派をのさばらせていると批判した。
イルシャド氏は、マレーシアが開かれ、許容性があり、多様性を有する国であるという評判はとうに消えうせたと指摘。その理由が穏健なイスラム教徒が実際にはそれほど穏健派ではないところにあると述べた。その上で、マレーシア穏健派には革新主義者になって社会に貢献するか、そのままの位置に留まりマレーシアの経済減速に手を貸すかのいずれかの道があると指摘。穏健派は受け身の姿勢を止めるべきだとした。また穏健派の受け身の姿勢が独創的、批判的な思考の乏しい教育システムに原因があるとし、このまま変革に逆らい続けるのであればマレーシアが今後のデジタル時代から取り残されてしまうと警告した。
マレーシア政府はイルシャド氏のイデオロギーがマレーシアのイスラム教徒にマイナスの影響を与えるとの理由から同氏の国内における一切の活動を禁止していたが、マレーシアのイスラム改革派の協力で最新作のマレー語訳発刊にようやくこぎ着けた。

フリー・マレーシア・トゥデー、5月19日

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