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資本市場の競争力強化、政策5項目を発表 人材育成費用を税控除対象に

2012年05月30日 20:48 JST配信

【クアラルンプール】 ナジブ・ラザク首相は29日、「インベスト・マレーシア2012」の基調演説において、マレーシアの資本市場の競争力強化、国家の持続的な成長のための5項目からなるイニシアティブを発表した。
ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)は市場業界関係者の代表からなる財団を設立し、中小企業(SME)の成長や市場の革新、人材開発など、市場における問題に取り組む。資本市場開発ファンドが1億リンギを投じて財団を設立する。
6月1日付けで、大学生向けの職業研修プログラム「スキム・ラティハン・1マレーシア(SL1M)」に参加する企業に対するインセンティブとして、研修にかかるコストや学生に支払う手当てを税控除の対象とする。
また、来年以降、女性の再就職を促進するため、キャリアを中断した後の女性を再び雇用した企業に対し、人材育成研修にかかる費用を税控除の対象とする。
上場企業に対して女性を積極的に起用している上場企業に、フレキシブルな働き方などについてのリポートを提出させる。
資本市場特別委員会を立ち上げ、今年第3四半期末をメドに市場マネジメントのプロセス、規制の整備を進める。投資家補償のためのワンストップセンターとするため、資本市場補償ファンドを立ち上げる。また、4億2,000万リンギ規模の既存の補償スキームの合理化を進める。
ナジブ首相は、これらのイニシアティブを通じてマレーシアの資本市場を東南アジア諸国連合(ASEAN)をリードするような市場とするために努力すると述べた。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、ザ・サン、5月30日

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