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マレーシアの第1四半期のGDP、4.7%成長にとどまる 輸出不振で製造は4.2%成長

2012年05月23日 20:32 JST配信

【クアラルンプール=アジアインフォ】 中央銀行バンク・ネガラは23日、2012年第1四半期(1一3月)の国内総生産(GDP)成長率が4.7%になったと発表した。外需の落ち込みを内需の伸びと公共支出が相殺するも低い成長にとどまった。ただ4%半ばとするアナリストらの大方の予想は上回った。
国内需要は9.6%増となり、前期(2011年10一12月)の10.4%からやや減速したものの引き続き成長の下支えとなった。収入の増加や安定した労働市況、コモディティ価格上昇、消費者心理の改善を背景に民間消費の伸びは7.4%となり、前期(7.3%)をやや上回った。公共支出の伸びは5.9%で、前期の22.9%から大きく減速した。
経済成長の牽引役となってきたサービス業は、第1四半期は5.0%の成長にとどまり、前期の6.6%から減速した。建設は相次ぐ大型公共工事や住宅不動産開発の伸びに支えられて15.5%の大幅な伸びとなった。
製造業は外需の不振による輸出産業への影響で4.2%の伸びにとどまった。農林水産はパーム油と天然ゴム生産が低い伸びにとどまり2.1%の成長、鉱業・採石は0.3%の低い成長となった。
同期の外国直接投資(FDI)は75億リンギで、前期の65億リンギを上回った。
中銀は今年通年のGDP成長率について4一5%と予想している。

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