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マレーシア中銀、政策金利を3%で据え置き 内需による下支え状態続きそう

2012年05月12日 06:04 JST配信

【クアラルンプール=アジアインフォ】 中央銀行バンク・ネガラは11日に定例金融政策会合を開催し、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を3.00%で据え置くことを決めた。中銀は昨年5月、インフレ対策として10カ月ぶりにOPRを引き上げたが、それ以降は据え置いている。
中銀は声明の中で、世界経済が回復基調の中にあって、最近起きた様々な重大な出来事が世界的な経済成長におけるリスクを増大させていると指摘。 ユーロ圏の公的債務危機の懸念の拡大、政策の手詰まり感を受けて国際金融市場の圧力が再び増してきているとした。 欧州においては、経済活動が進行中の財政再建、不活発な金融活動、軟調の労働市場による圧迫を受け続けているとし、 北米でも最近の経済指標では景気回復のペースに不確実性がみえるなど複雑な状況にあると指摘した。さらにアジアについては、経済活動が内需に下支えされているものの成長の勢いが対外貿易減速の影響を受けているとした。
マレーシア経済については、やはり世界規模の流れの影響を受けているものの、内需は安定した消費と投資活動で下支えされていると指摘。今後もこうした傾向が続くと予想されるとした。個人消費は安定した労働市場、収入の増加、公的政策によって下支えされるとし、 投資活動は国内向け産業、コモディティ・セクター、公共セクターに牽引されるとした。
インフレについては、2012年は国内供給の改善と安定した需要状況を受けて緩やかな水準を維持すると予想。グローバルな供給不全やエネルギー及びコモディティ価格の世界的な上昇がインフレリスクになっていると指摘した。

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