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アンワル氏を批判、米「ウォールストリート・ジャーナル」紙のコラムが波紋

2012年05月29日 15:10 JST配信

【クアラルンプール】 米「ウォールストリート・ジャーナル」(WSJ)紙が、アンワル・イブラヒム元副首相が4月28日の大規模集会に関わった容疑で起訴された件に関するコラムを掲載、これまでの擁護的姿勢とは違ったアンワル氏批判の論調が波紋を呼んでいる。
同コラムは過去2回のアンワル氏の同性愛裁判が政治的な意図で仕組まれた「冤罪」であるとした上で、今回の事件は裁判所の決定や先ごろ発効したばかりの「平和的集会法」に従わなかった点で明らかに「有罪」であるとした上で、アンワル氏が政府に対する市民的な抗議の不服従を貫くつもりであれば同時に自分が無実だという振りをすることはできないと指摘。「平和的集会法」が不公平な法律であるという主張を有権者に納得して貰うには、罪を認めて罰金を払うべきだとしている。
これについて与党連合・国民戦線(BN)側は、「アンワル氏がこれ以上迫害の犠牲者の振りをし続けることができないことに、WSJ紙が気づいたのだろう」などと指摘。
これに対しアンワル氏側は、大規模集会の目的が選挙改革であってWSJ紙が書いたような「平和的集会法」批判の意図は一切なかったと指摘。他の集会参加者が起訴されていないのにアンワル氏らだけが起訴されたことが問題であり、政治的意図に基づいて行われた点を批判しているのだと指摘している。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月28日、WSJ、5月24日、アンワル氏ブログ

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