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サバ州地方政党で供託金持ち逃げ?幹部による狂言か

2018年05月11日 07:50 JST配信

【コタキナバル=マレーシアBIZナビ】 サバ州の地方政党、統一サバ州民組織(USNO)は87万リンギの選挙供託金の持ち逃げ事件が発生したと警察に被害届を提出したが、幹部による狂言ではないかとの見方が浮上。事件は思わぬ方向に展開している。

 USNOは立候補受付が行なわれた4月28日、立候補する党員のために準備していた供託金を党員の一人が持ち逃げしたと警察に届け出た。ジョン・キシル党最高評議会議員によると、同党は下院26選挙区、州議会60選挙区に候補を擁立する予定。供託金全額を党員の一人に渡し、この党員が立候補する党員に渡すことになっていたが、立候補受付所に現れなかった。

 このため急遽、州議選メロタイ選挙区とバルン選挙区の候補者は自分の預金から供託金を納めたが、他の候補者は供託金を納めることができず失格となったという。

 党が警察に被害届けを出したことを受け、持ち逃げ容疑をかけられた党員は逆に党を相手取って誣告罪で被害届を警察を提出。徹底抗戦の構えを示していた。

 双方から告発を受けたサバ州警察は10人から事情聴取を行なった上で、誰も現金を目にしていないことを根拠に供託金が最初から用意されていなかったのではないかとの見方を示している。

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