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司法長官人事、ネット上で賛成&反対双方が署名活動

2018年06月08日 07:09 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 司法長官の後任人事は王宮側の反対を抑えて新政権が推す弁護士出身の非ムスリム、トミー・トーマス氏に決まったが、その背後で賛成・反対両派がネット上で積極的な署名活動を行い、平和裏に活発な議論を交わす光景が繰り広げられ、新政権下の民主的な新マレーシアの姿を印象づけた。

 改革派が「change.org」で実施したトーマス氏支持署名活動には5日午後3時時点で3万3,300人を突破。反対派が実施した「ipetitions.com」も反対署名が2万1,000人を突破したが、賛成意見には及ばなかった。賛成意見はムスリムからも多く寄せられ「非ムスリムだから不適任という理由はない」といった意見が出た。 

 トーマス氏については当初王宮側が難色を示し、逆に裁判官経験者を推薦したが、内閣はこれを拒否。政権側やマレーシア弁護士会からは、「連邦憲法では内閣の助言に基づき国王が承認することが原則となっている。国王はこの原則を守って内閣の決定を受け入れるべき」との声も上がり、最終的に国王が受け入れを決めた。

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