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ナジブ案件で裁判所が箝口令、戸惑いの声も

2018年07月06日 20:29 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ナジブ•ラザク前首相が3件の背任(CBT)と職権乱用の合計4件の罪状で4日起訴されたが、被告弁護団の要請を受けて裁判所が事件に関して箝口令を敷くと発表したためメディアや関係各所の間で戸惑いが広がっている。

 検察側のトミー・トーマス司法長官は箝口令には驚いたとした上で、「我々は言論の自由の原則に反しているので反対している。また適用範囲や判断する所轄が裁判所にあるのかどうかも分からない」と不満を表明。8月8日に行なわれる起訴状朗読の際に、正式に異議申し立てを行なう方針を示した。

 ナジブ被告の弁護団を率いるムハンマド・シャフィー・アブドラー弁護士は、「裁判が行われる前に判決が下されることは希望しない」とメディアによって裁かれることを防ぐために裁判所に箝口令を要請したことを公表。「ナジブ被告は公正な裁判を受ける権利がある」と 強調した。

 箝口令の発表を受けて、裁判が公正に行なわれるかどうか疑問視する声が早くも一部で上がっている。

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