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マレーシア人の若者の多くが道徳的?青年スポーツ省の調査に疑問の声も

2012年06月14日 09:28 JST配信

【クアラルンプール】 青年スポーツ省のマレーシア若者発展研究所が実施した「マレーシア人若者インデックス2011」によると、マレーシア人の多くの若者がギャンブルや違法な競技賭博などに関与しないと回答し、道徳的で真面目な傾向があることが明らかになった。
調査の結果、6つの項目で2006年と2008年の調査時よりも改善が見られた。一番改善が見られたのは、「借金をするまでギャンブルをしない」で99.0ポイント(100点満点)で、2006年は86.6ポイント、2008年は88.7ポイントだった。また、「違法競技賭博に関与しない」でも99.0ポイントとなった。2006年は95.4ポイント、2008年は96.3ポイント。▽「婚前交渉をしない」▽「公共の場で問題になるような飲酒をしない」▽「公共物の汚損をしない」▽「薬物乱用をしない」−−の項目でも改善が見られた。
調査はマレーシアの13の州と連邦直轄地の6,267人を対象に自己評価により行われたが、調査の結果に関して疑問の声が上がっている。調査は自己評価により行われるため、周囲の目を気にし、社会的に望ましいとされる回答を行っている可能性があるという。
マレーシア華人協会(MCA)の公共サービス・苦情局のマイケル・チョン局長は、調査方法や回答者の宗教や人種などにより正確さが左右されると指摘。例として回答者の多くがイスラム教徒なら「ギャンブルに関与しない」の項目でスコアが高くなるのは当然だとした。公共サービス・苦情局では16ー18歳の若者のギャンブルに関する相談を受けており、相談者がギャンブルに費やした総額が今年20万リンギに上っている。インターネットでのギャンブルは若者の間で一般的になっており、調査の結果は信用できないとコメントした。

ザ・スター、6月13日

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