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耐性腸内細菌による死者が増加傾向、4年で10倍に

2018年11月25日 09:37 JST配信

【クアラルンプール】 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)による死者数及び死亡率がここ数年で大幅に増加しており、マレーシア保健省が注意を呼びかけている。

 統計によると、2013年には死者数は15件だったが、2017年には150件に大幅増加している。死亡率も10%から18.3%に上昇している。人工呼吸器、尿道(膀胱)カテーテル、静脈(静脈)カテーテルなどの医療器具を必要とする病院や老人ホームの患者の間でCRE感染が増えているという。

 腸内に住む常在菌が抗菌薬の使い過ぎで耐性菌になるといわれる。健康な人の場合、CREを保有していても何の症状もでないが、外科手術後の患者や抗生物質を長期間使用している患者、免疫力が低下している患者などが発症した場合、抗生物質が効かず敗血症を起こし死亡するという。

 抗生物質耐性の増加はサルモネラ菌のような食中毒の原因となる病原菌でもみられ、2013年には18.6%あったアンピシリンに対する耐性率は21.6%に増加している。

(ザ・スター、11月19日)

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