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ベルジャヤのビンセント・タン氏が引退表明 長男のロビン氏が後継

2012年02月26日 06:33 JST配信

【クアラルンプール】 ベルジャヤ・グループを率いる著名実業家のビンセント・タン氏が23日、実務からの引退を表明、長男のロビン・タン氏に総帥職を譲る方針を明らかにした。ビンセント氏は今後も主要株主としてグループに残るが、社会的責任(CSR)活動に注力する。
ロビン氏は中核企業のベルジャヤ・コープの会長職をビンセント氏から引き継ぎ、現在務めている最高経営責任者(CEO)職と兼任する。
23日に60歳になったばかりのビンセント氏は、外食大手マクドナルドのフランチャイズ権の取得に続き、1984年にベルジャヤ・コープを設立。スポーツ賭博事業をはじめ、不動産業、自動車販売業、保険業、発電業、メディアなどに広く進出し、一代で巨万の富を築いた。経済誌「マレーシアン・ビジネス」が先ごろ発表した最新の長者番付では、総資産額25億4,174万リンギで第12位。最近では上場を予定しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手、米フェイスブックの株式1%を保有していることが明らかになり話題を集めた。
慈善家でも知られ、昨年3月には財産の半分を慈善事業に寄附すると表明。スポーツ賭博のアスコット・スポーツの株式70%のベルジャヤ・コープへの売却益5億リンギを全額慈善団体に寄付した。自然保護事業にも熱心に取り組んでいる。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、2月24日

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