ホーム > 社会・生活, 経済 > ガスマレーシア、7月から天然ガス値上げ

ガスマレーシア、7月から天然ガス値上げ

2019年07月15日 19:59 JST配信

ガス・マレーシアは、7月15日から12月31日までの半島部における非電力セクター向けの天然ガス価格を発表した。天然ガス価格は百万英熱量(MMBtu)当たり5.3%引き上げられ平均価格は34.66リンギとなる。 

政府は2017年1月から向こう3年、基本価格(BT)を設定するインセンティブ・ベース・レギュレーション(IBR)の枠組みを規定し、ガス価格転嫁(GCPT)メカニズムを通じて6カ月ごとにガス価格を見直している。ガス価格は百万英熱量(MMBtu)当たり平均32.69リンギから32.74リンギに引き上げられる。加えてGCPTに基づく1.92リンギ/MMBtuのサーチャージが課される。 

天然ガス自動車向けの天然ガスやガスボンベおよびバルク供給による液化石油ガスは対象外となる。 

マレーシア製造業者連盟(FMM)のソー・ティエンライ会長は、鉄鋼やゴム手袋、化学工業などの事業者にとり天然ガスの値上げは大きな懸念となっていると表明。一社当り平均で18万8,000リンギのコスト増に繋がると指摘。新価格を2カ月前に事前発表することを求めていたが、今回は2日前と突然だったことを批判した。一方で政府が2020年から第三者アクセス(TPA)を導入しガス市場の自由化を計画していることについて、価格メカニズムについての詳細を明らかにするよう政府に求めた。 

マレーシア・ゴム手袋製造業者協会(Margma)も、突然な価格引き上げにより、ニトリル手袋1,000枚当たりの製造コストは0.30リンギから0.80リンギとなり、天然ラテックス手袋は0.35リンギから0.85リンギに増えると予想。今後3カ月で4,720万リンギの損失につながるとの見解を示した。増えたコストは海外の顧客に転嫁する可能性があるとし、突然の値上げであったことを批判した。

関連カテゴリ: 社会・生活, 経済

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。