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藻類栽培施設が開所、三菱とサラワク生物多用センターが開発

2019年08月29日 09:48 JST配信

三菱商事(本社・東京都千代田区)とサラワク生物多様性センター(SBC)が共同でサラワク州に設立した藻類培養設備の開所式が、27日に開催された。 

東南アジアにおける世界最大級の藻類培養設備で、面積は1,000平方メートル。藻類からバイオ燃料を生産するための研究を行う。 

開所式に臨席したアバン・ジョハリ州首相によると、センサーやデバイスに組み込まれた人工知能が藻類の栽培や温度を管理することで、確実に藻類が栽培できる。 

サラワク生物多様性委員会のウィルソン・バヤ・バンドット委員長は、SBCでは年間6万トンの乾燥バイオマスを生産することができると言明。現在の設備は、養殖の飼料や栄養補助食品の有効成分の小規模生産には十分かもしれないが、世界市場を見据えたサプライチェーンやバイオ燃料の生産を行うためには、施設を何百、何千ヘクタールにまで拡大する必要があると指摘した。 

三菱商事とSBCは、2012年10月よりサラワク州の有用な藻類の収集、実用化を目指したプロジェクトを開始していた。東南アジアと日本を中心に活動するバイオベンチャー企業群、ちとせグループが、同プロジェクトにおける三菱商事の技術アドバイザーとして、2013年よりプロジェクト運営やSBC研究員への技術指導を行っている。

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