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「反パーム油」表示食品のボイコットを検討

2019年09月05日 20:03 JST配信

欧州連合(EU)がマレーシアの一大産業であるパーム油の規制を強化していることについて、マレーシア政府は対抗措置として「反パーム油」的ラベルが付いた製品の販売禁止を法制化する方向で検討に入った。 

テレサ・コック一次産業相によると、一次産業省が「反パーム油」的ラベル付き製品の禁止案を国内取引消費者行政省に打診。流通関連の権限をもつ国内取引消費者行政省が禁止案策定を準備しているという。マレーシアは世界第2のパーム油生産国。 

世界最大のパーム油生産国であるインドネシアは、すでに8月から「パーム油フリー」や「パーム油を含まない」といったパーム油を敵視するラベルが付いた地元および輸入製品の撤去を開始している。 

マレーシア政府は、EUによるパーム油に対する差別的扱いを世界貿易機関(WTO)の紛争解決機関に提訴する方針。マレーシアの対EUパーム油輸出量は2017年には199万トンだったが、昨年は191万トンに減少した。インドネシアは対抗措置として、EUからの商品輸入を禁止すると警告している。 

(マレーシアン・リザーブ、9月4日)

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