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リム財務相、マレーシアの時期尚早な脱工業化に警鐘

2019年09月18日 20:36 JST配信

リム・グアンエン財務相は、かつて繁栄していた製造業が低レベルの伝統的サービス業に取って代わられていると指摘、マレーシアの「時期尚早な脱工業化」の動きへの警鐘を鳴らした。

2020年予算案に関する討論会に出席したリム氏は、2000年に30.9%に達していたマレーシア経済における製造セクターのシェアが昨年はわずか21.6%だったと指摘。製造業のサブセクター内での脱工業化の効果はハイテク製造業で最も多く散見され、経済におけるシェアは1999年の約15.3%から2016年の約7.9%に低下したとした。

リム氏は、「状況をさらに悪化させているのは、低コストで労働集約的な部門への依存度が高まったこと」とした上で、これがマレーシアの生産性の伸びが低下していることを意味していると分析。1985年から1996年にかけて生産性は年平均3.9%成長したが、 2011年から2016年は2.5%にとどまったと指摘した。その上で「経済の工業化や高所得国家入りを果たすためには、拙速な脱工業化及び再工業化を止める必要がある」とした。

(南洋商報、9月18日、フリー・マレーシア・トゥデー、9月17日)

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