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下院タンジョンピアイ補選、野党連合が圧勝

2019年11月18日 22:46 JST配信

議員死去に伴う下院議会ジョホール州タンジョン・ピアイ選挙区補欠選挙の投開票が16日に行なわれ、野党・国民戦線(BN)が擁立したウィー・ジェックセン元議員(マレーシア華人協会=MCA)が与党連合・希望同盟(PH)候補のカーマイン・サルディニ氏(統一プリブミ党=PPBM)を大差で破って当選した。

同選挙区は有権者の42%を華人が占める。ウィー氏は昨年の総選挙でBN支持からPH支持に転じた大量の華人票の奪回に成功。マレー人からの支持も回復させカーマイン氏の二倍超の2万5,466票を獲得した。総選挙では72%だったPH候補の華人有権者の得票率は36%に半減。PH政権に対する失望感が華人票を再びBNに向かわせたとみられる。

統一マレー国民組織(UMNO)が汎マレーシア・イスラム党(PAS)との提携を発表した後の初の選挙として注目されていた。昨年の総選挙では、故モハマド・ファリド・モハマド・ラフィク副首相府相(統一プリブミ党=PPBM)が当選したが、敗れたウィー氏との得票差はわずかだった。戦前の予想では僅差の勝負と目されていただけに、予想外の大敗にPPBMを率いるマハティール・モハマド首相の求心力低下を指摘する声が上がっている。

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