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バイオ燃料大手のジーヴォ、トレンガヌに工場 16.5億リンギでイソブタノール生産

2012年06月21日 20:41 JST配信

【ボストン】 米国の再生可能化学品・バイオ燃料メーカーのジーヴォは20日、トレンガヌ州の「ケルティー・バイオポリマー・パーク」においてアジア最大規模となるバイオリファイナリー(バイオ精製所)を建設すると発表した。
米ボストンで開催されている「バイオ国際会議2012(BIOボストン)」で明らかにしたもので、16億5,000万リンギを投じ、木材チップやアブラヤシなどのバイオマス(生物資源)を原料に世界で初めてイソブタノールを商業生産する。イソブタノールは塗料樹脂、バイオ燃料などの原料に使用されるアルコールで、市場規模は年間140億リンギ。
工場の年産能力は6万トン。2015年のフル操業を予定している。200人の雇用の創出が見込まれている。また2020年までに国民総所得(GNI)への50億リンギの貢献が期待されている。
トレンガヌ州政府とマレーシアン・バイオテクノロジー・コープ(バイオテクコープ)、マレーシア半島東海岸の経済開発地域「東部回廊経済圏」(ECER)の開発委員会、ECERDCの共同プロジェクトとなる。
BIOボストンでは、マレーシア企業はジーヴォの投資を含めて30億リンギ規模の投資の合意を結んだ。肥料・医薬品大手のケミカル・カンパニー・オブ・マレーシア(CCM)子会社のデュオファーマは韓国のパンジェン・バイオテックと末期腎臓患者の治療薬を生産する。マレーシアのKENSファイン・メドテックとグラニューラブ(M)は、喘息などの治療に電気刺激を利用する手法を開発した米エレクトロコアと別個に提携協定を交わした。グラニューラブは研究開発施設を、KENSは機器製造・販売会社を設ける。また外国企業2社がサバ州でのロブスターの繁殖に10ー20億リンギの投資を行う予定だ。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、6月21日、ベルナマ通信、6月20日

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