ホーム > 経済, 政治・外交 > 新自動車政策、低燃費車優遇措置盛り込みへ 日系メーカーと協議中=通産相

新自動車政策、低燃費車優遇措置盛り込みへ 日系メーカーと協議中=通産相

2012年06月22日 06:40 JST配信

【ペタリンジャヤ】 近く見直しが予定されている新国家自動車政策(NAP)について、ムスタパ・モハメド通産相は、低燃費自動車(EEV)開発・生産に向けた優遇措置が新たに盛り込まれる見通しであることを明らかにした。新NAPの検討はすでに最終段階に入っているという。
新NAPにはマレーシアをEEVの域内ハブにする戦略が盛り込まれる見通し。ムスタパ大臣は日本の自動車メーカー数社とEEVの国内生産を行うため協議を行っていることを公表。また新NAPの実施を監督するマレーシア自動車協議会(MAC)の設置に向け最終調整を行っていることも明らかにした。MACは、域内や世界的な自動車産業の動向を視野に国内自動車産業を統括する機関となる見込みで、自動車産業の将来を示す戦略的な役割を担うと期待されるという。
また排気量1,800cc以下の小型車セグメントの生産自由化が期待されているが、これについてムスタパ大臣は調査を行っている段階であり何も決定していないと述べた。
NAPは2006年に初めて打ち出され、2006年、2009年に見直しが行われた。2009年の新NAPでは、外国メーカーに排気量1,800cc以上、価格15万リンギ以上の製造ライセンスを認可する内容が盛り込まれたが、新たな企業を呼び込めなかったと失敗を指摘する声もある。1,800cc以下の小型車はマレーシア市場では支配的で、国民車メーカーのプロトンとプロドゥアが市場を占めている。このため1,800cc以下の小型車市場における競争を阻害することを問題視する声も多い。
アナリストは、1,800cc以下の自動車の生産を自由化することが競争力を強化し、新技術の導入につながると指摘。新たな企業が加わることで販売自体が増加すると予想している。

ザ・スター、6月21日

関連カテゴリ: 経済, 政治・外交

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。