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国王が全下院議員と面談へ、次期首班指名に向け

2020年02月26日 11:01 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 
マハティール・モハマド首相が24日に突然辞任を表明したことを受け、アル・スルタン・アブドラ国王は25、26日の2日にわたり222人の下院議員全員と個別面談を行い、次期首班に誰を推すつもりか意思を確認する方針だ。
 

 アハマド・ファディル・シャムスディン王室長官によると、25日午後に最初に呼ばれる下院議員グループは90人で、面談時間は一人当たり2—3分になる見込み。モハマド・ズキ・アリ政府官房長官が証人として立ち会う。

 こうした形で国王が全下院議員に首班指名の意思を確認するのはこれが初めてだという。連邦憲法では最も多くの下院議員の支持を取り付けた者が国王によって首班に指名されることになっており、これを踏まえての面談開催とみられる。マハティール首相は辞任を国王から了承された後、国王より次期首相決定までの間の暫定首相就任を命じられた。

 与党連合・希望同盟(PH)はマハティール首相の続投の是非を巡って内部対立が高まり、マハティール首相続投を望むアズミン・アリ人民正義党(PKR)副党首やムヒディン・ヤシン統一プリブミ党(PPBM)党首らが、マハティール首相の続投に難色を示すアンワル・イブラヒムPKR党首や民主行動党(DAP)抜きの新たな政治連合の結成を模索していたとされる。

 当初マハティール首相は親マハティール派の動きを歓迎していたとされるが、過半数の議席を確保するために彼らが野党・統一マレー国民組織(UMNO)や汎マレーシア・イスラム党(PAS)を取り込もうとしたことにマハティール首相が反発し、辞任に至ったとの見方が浮上している。

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