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偽造学位売買が横行、マレーシア教育修了の合格証だと2,500リンギ

2012年07月25日 12:25 JST配信

【クアラルンプール】 インターネットを使った学位や免許証、身分証などの偽造証明書売買が横行している。しかも学校や公的機関などの内部にも協力者がいて偽造と簡単に見破られない方法で行っている。華字紙「星洲日報」が報じた。

相場はマレーシア教育終了(SPM)の合格証だと2,500リンギ、永久居留証だと4,000リンギ、自動車免許だと2,200リンギほど。またセランゴール州のある私立大学では、自ら卒業証明や修士号、博士号を売買しており、修士号なら8,500リンギ、博士号なら1万500リンギ。1千リンギほどの追加費用を出せば卒業式にだけ出席して記念写真におさまることも可能だ。こうして不正に学位を取得した人物の中には、政治家や銀行家、エンジニアなどの専門職として活躍している者もいるという。

偽造学位の横行を受け、雇用者側は採用の際に面接だけでなく職務経験を重視したり、改めて筆記試験を課すなどして自衛策をとっている。筆記試験の成績が悪ければもちろん落とすし、反対に良好であれば学位がなくても採用するといった方法をとっているところもある。

マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、学位や卒業証明書、特に外国の大学の証明書をあまり信用してかからないようにしていると話している。

 

(星洲日報、7月24日)

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