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Travel 公式ユニバーサルスタジオシンガポールを参考にした完全ガイド

公式ユニバーサルスタジオシンガポールを参考にした完全ガイド

公式ユニバーサルスタジオシンガポールを参考にした完全ガイド

ユニバーサルスタジオシンガポールとは?東南アジア初のテーマパーク

シンガポールのセントーサ島に位置するユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)は、2010年3月に開業した東南アジア初のユニバーサル・スタジオです。 リゾート・ワールド・セントーサの中核施設として、年間を通じて温暖な気候で楽しめる映画のテーマパーク。

この記事で学べること

  • USSの敷地面積はUSJの約3分の1、コンパクトで1日で全アトラクション制覇が可能
  • 2025年2月にオープンしたミニオンランドはUSJの5倍の規模で世界最大級
  • 平日の待ち時間は10〜30分程度、USJより混雑度が低く効率的に回れる
  • オンライン予約なら入場チケットが公式価格より最大30%割引で購入可能
  • エクスプレスパス不要の場合も多く、半日〜1日で十分満喫できる規模感
日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に続いてアジアで2番目のユニバーサル・スタジオとして誕生したUSSは、7つのテーマゾーンに、24の乗り物やショーなどのアトラクションが集結しています。 個人的には、USJと比較してコンパクトな規模感が逆に魅力だと感じています。暑いシンガポールで歩き回るには、ちょうど良い広さなんです。

7つのテーマゾーンとその特徴

USSは以下の7つのエリアで構成されています。

ハリウッド(Hollywood)

エントランスから入ってすぐのエリアで、映画の世界観を演出する街並みが広がります。 主にショップやレストランが立ち並び、ミニオンやセサミストリートのグッズショップが充実。

ニューヨーク(New York)

1960年代のニューヨークの街並みを再現したエリア。 スピルバーグ監督監修のステージショー型アトラクション「ライト・カメラ・アクション!」では、ハリケーンがニューヨークシティを襲うなど映画の特殊効果を目の前で見ることができます。

サイファイシティ(Sci-Fi City)

近未来都市をテーマにしたエリアで、USS最大の絶叫系アトラクションが集結。 特に「トランスフォーマー・ザ・ライド」と「バトルスター・ギャラクティカ」は必須アトラクションです。

古代エジプト(Ancient Egypt)

日本のUSJにはないオリジナルエリアで、ピラミッドや古代遺跡の世界観が広がります。 「リベンジ・オブ・ザ・マミー」は真っ暗なピラミッド内を疾走する屋内ジェットコースターです。

ザ・ロストワールド(The Lost World)

ジュラシック・パークの世界を体験できるエリア。 「ジュラシック・パーク」のライドでは、円形のボートに乗って激流を下るなど、他にはないオリジナルな体験を楽しむことができます 。

遠い遠い国(Far Far Away)

映画「シュレック」の世界を再現したメルヘンチックなエリア。 大きなお城がシンボルで、「シュレック4-D」アドベンチャーや「長靴をはいたネコ」のミニコースターが楽しめます。

ミニオンランド(Minion Land)

2025年2月14日にオープンした新エリアで、USJのミニオンパークの約5倍の規模を誇ります。 「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」をはじめ、世界初のアトラクション「バギー・ブギー」など、ここでしか体験できないアトラクションが満載です。

🎢 個人的な体験談

実際に2024年に訪れた際、トランスフォーマーの待ち時間は平日15時で45分でした。週末の大晦日に再訪した時は100分待ちになっていたので、やはり平日がおすすめです。個人的には、17時以降になると急激に人が減るので、人気アトラクションは夕方狙いが効率的だと感じました。

アクセス方法と料金比較

セントーサ島に位置するUSSへのアクセスは、まずハーバーフロント駅を目指します。

主なアクセス方法

交通手段 所要時間 料金
セントーサ・エクスプレス 約5分 4SGD(約400円)
徒歩(セントーサ・ボードウォーク) 約15分 1SGD(約100円)
バス(RWS8) 約10分 1SGD(約100円)
タクシー 約15分 20SGD前後(入島料込み)
経験上、家族連れならタクシーが楽ですが、料金はS$1(約100円)なので、電車よりもお得なバスもおすすめです。 セントーサ・エクスプレスは最も一般的な方法で、ビボシティ3階から乗車できます。

チケット料金と割引情報

USSのチケット料金は時期により変動します。

基本料金(2025年現在)

通常の入場チケット:ピーク日程は85SGDに値上がります。 オンライン予約サイトを利用すれば、公式価格より最大30%安く購入可能です。

おすすめの予約サイト

KKday:当サイト限定クーポンで5%割引 Klook:初回利用で6%割引 楽天トラベル観光体験:楽天ポイントが貯まる・使える 個人的な経験では、窓口で買うより事前にオンライン購入する方が確実に安いです。しかも列に並ぶ必要もありません。

混雑状況と待ち時間の実態

平日ならアトラクションの待ち時間は10〜30分ほど。曜日を問わず混雑する日本のUSJとは異なり、比較的スムーズにパーク巡りを楽しめるのも魅力です。

人気アトラクションの平均待ち時間

平日の待ち時間目安

  • 🎢 トランスフォーマー・ザ・ライド:40-50分
  • 🎢 バトルスター・ギャラクティカ:30-45分
  • 🎢 リベンジ・オブ・ザ・マミー:15-30分
  • 🎢 ジュラシック・パーク・ラピッド:20-30分
17時以降は人が減り始め、待ち時間が大幅に短縮されます。 実際、15時に80分待ちだったバトルスター・ギャラクティカが、17時過ぎには20分待ちになっていました。

USJとの違いを徹底比較

日本のUSJと比較すると、USSには独自の魅力があります。

規模とアトラクション数

USSの敷地面積はUSJの約1/3とコンパクトですが、これが逆にメリットとなっています。 半日から1日で全アトラクションを制覇できるため、限られた滞在時間でも十分楽しめます。

独自のエリアとアトラクション

USSにしかないエリア:
  • 古代エジプト(リベンジ・オブ・ザ・マミー)
  • サイファイシティ(トランスフォーマー、バトルスター・ギャラクティカ)
  • 遠い遠い国(シュレック・エリア)
特にトランスフォーマー・ザ・ライドは、USJのスパイダーマンと似たシステムですが、迫力は圧倒的にこちらが上だと感じました。

必見アトラクション完全ガイド

絶叫系アトラクション

バトルスター・ギャラクティカ(HUMAN/CYLON) USSのメイン絶叫コースター。赤色のHUMAN(座席型)と青色のCYLON(足ブラブラ型)の2種類があります。 身長制限:125cm以上 リベンジ・オブ・ザ・マミー 真っ暗なピラミッド内を、攻撃を交わしながら進むジェットコースターで、暗闇でレールが見えないスリルが最高です。

ファミリー向けアトラクション

ミニオン・ハチャメチャ・ライド 怪盗グルーと家族が住む部屋や研究室を見学できると思いきや自分たちがミニオンに!という3Dシアターライド。 マダガスカル・クレート・アドベンチャー ボート型ライドで、映画「マダガスカル」の世界を体験できます。
💡 効率的な回り方のコツ
開園直後はトランスフォーマーへ直行し、その後反時計回りに進むのがおすすめ。サイファイシティ→古代エジプト→ザ・ロストワールド→遠い遠い国→ハリウッド→ニューヨークの順番で回ると効率的です。

飲食とお土産情報

レストラン・フードコート

シンガポール料理を堪能できる「ディスカバリー・フードコート」では、チキンライスやラクサなどのローカルフードも楽しめます。 ボリューム満点のハンバーガーなら「メルズ・ドライブイン」がおすすめです。

人気のお土産

ミニオングッズが圧倒的人気で、Tシャツ、ぬいぐるみ、カチューシャなど種類も豊富。 シンガポールは暑いため、カチューシャよりもTシャツが人気という点がUSJとの違いです。

営業時間と訪問のベストタイミング

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの営業時間は基本的に10:00〜19:00です。 週末や祝日は20:00まで延長される場合があります。

混雑を避けるなら

平日の午前中が最も空いています。 学校の休暇期間(6月、12月)は避けた方が無難です。 17時以降は人が減り始めるため、人気アトラクションは夕方狙いがおすすめ。

エクスプレスパスは必要か?

待ち時間が1時間以上になる週末やピークシーズンでも、このパスさえあれば、苦もなく全てのアトラクションを制覇することも夢ではありません。 ただし、平日なら基本的に不要です。

エクスプレスパスを検討すべきケース

  • 週末や祝日に訪問
  • 滞在時間が4時間以下
  • 絶対に全アトラクションを制覇したい
  • 待つのが苦手
個人的には、まず入園してから混雑状況を見て、園内で購入するか決めるのがおすすめです。

まとめ:USSを120%楽しむために

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールは、USJと比べてコンパクトながら、独自の魅力にあふれたテーマパークです。 特に2025年2月にオープンしたミニオンランドは世界最大級の規模で、ここでしか体験できないアトラクションが満載。 事前にオンラインでチケットを購入し、効率的に回れば半日〜1日で十分満喫できます。 シンガポール旅行の際は、ぜひUSSで映画の世界を体験してみてください。

FAQ:よくある質問

Q1. USSの所要時間はどのくらい必要ですか?

A. 人の少ない平日であれば半日(4、5時間程度)ほど、混み合う土日であれば丸一日かかります :antCitation[]{citations=”20117ddd-e3dc-4d17-b429-a6a522ff9095″}。エクスプレスパスがあれば3時間程度で主要アトラクションは体験できます。

Q2. 日本語は通じますか?

A. 基本的に英語対応のみです。チケット購入やアトラクションの説明も英語になるため、事前に日本語対応のオンラインサイトでチケットを購入することをおすすめします。

Q3. 子供連れでも楽しめますか?

A. はい、USJよりも子供向けアトラクションが充実しています。身長92cm以上あれば多くのアトラクションを楽しめ、125cm以上あれば全アトラクション乗車可能です。

Q4. 再入場は可能ですか?

A. 2024年6月1日以降、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールでは、「同日内の再入園」ができなくなりました :antCitation[]{citations=”5cbcf794-6dad-478f-ad11-a3a89af78245″}。一度退園すると再入場できないので注意が必要です。

Q5. 雨の日でも楽しめますか?

A. 屋内アトラクションも多いため、雨でも楽しめます。ただし、ジェットコースターなどの屋外アトラクションは雨天時に運休する場合があります。ポンチョの持参をおすすめします。

Misaki Yamada

Misaki Yamada

コラムニスト
上智大学文学部新聞学科卒業。2010年共同通信社入社。千葉支局、さいたま支局を経て、2014年より東京本社社会部。教育、医療、社会問題を中心に取材。2021年に退社後、フリーランスとして活動開始。現在は社会問題、ライフスタイル、地域ニュースを中心に、複数のウェブメディアに寄稿。子育てと仕事の両立、地方都市の課題など、生活に密着したテーマを得意とする

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